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[Japanese KANJI System(Shift JIS) and Stylesheet]

 

この夏・水着の傾向と対策 雑感(5)

 

空白の一年--約7000枚の水着画像はなぜ消えたのか?--

kononatu@mail.goo.ne.jp
(2002.09.02 脱稿)

 

過去の更新履歴を見てみると、2001年4月24日に1999年分の記事画像(女性誌からの引用画像のこと)を89枚登録して以降、2002年5月10日の大幅な機能削除を行なうまでの約一年間、水着画像を新たに公開することはほとんどなかった。本稿では、この“空白の一年”を明らかにする。

と、大げさな書き出しになってしまったが、結論から言えば、「飽きた」「うんざりした」「嫌気がさした」ということである。理由は、新たにホームページ用のスペースを借り、いくら画像を登録しても、いつのまにかシステム管理者から“規約違反”ということで追い出される、すなわちアカウントを取り消されてしまうからだ。

「この夏・水着の傾向と対策」は、多くの方々の協力を得、一時期、10前後の無料レンタル・サーバを借り、約7000枚の水着画像を分散管理していた。

しかし、次から次へとそれらレンタル・サーバのアカウントが取り消されていくのである。それに伴い、新たな無料レンタル・サーバを探し、そこへと引っ越す。

追い出されては引っ越す、引っ越しては追い出されるといった状況が続いたが、当初は、追い出される根本的な原因がまったくわからなかった。

 


 

「この夏・水着の傾向と対策」は専用サーバを持たず、無料のレンタルサーバに“間借り”している。そういったサーバのほとんどが、広告を表示することを条件に無料化されているのである。もちろん、そういった広告に対する掲載料等はサーバを貸し出している側に入るのであって、「この夏・水着の傾向と対策」には“びた一文”入ってこない。(この点は特に明確にしておきたい。)

それはさておき、広告は、専用の窓に表示されたり、通常のページに差し込まれて表示される。(いま現在も、そういったものが表示されていると思うが‥‥。) しかし、画像などのファイルへ直接アクセスした場合、通常、広告は表示されない。これでは、無料で貸している意味がない。そのため、こういったアクセスを規約で禁止しているサーバが多い。

禁止したからといって、誰もが皆それを守るとは限らない。そこで、そういったアクセスをチェックし、画像を表示させなかったり、表示はさせるものの回数をカウントし、一定数に達するとシステム管理者に報告するといった仕組みが組み込まれることがある。

システム管理者はそういった“不正アクセス”があることが判明すると、“間借り人”すなわちサーバを借りている者に対し、規約違反である旨のメールを送り、サーバへのアカウントを取り消し、ブラックリストにその個人情報を登録する。そして、“間借り人”は、大量の画像ファイルとともに、今後そのサーバを借りる権利を失うことになる。

当時「この夏・水着の傾向と対策」が、“規約違反”とされた原因はいくつかあったが、その最大のものは画像ファイルへの直接アクセスだった。もちろん、「この夏・水着の傾向と対策」内部では、そういったことが起きないように、様々な対策を採っていた。また、外部に対しても画像ファイルへの直接リンクを禁止する旨を【注意書】として掲載していた。

 


 

パソコン通信時代に生まれた言葉にROM(ロム)というのがある。リード・オンリー・メモリー(Read Only Memory)をもじったもので、リード・オンリー・メンバー(Read Only Member)すなわち電子掲示板などを読むだけで、いっさい書き込まない者を皮肉った言葉とされる。

インターネットの時代になって、様々なサイトに掲示板が設置されるようになった。毎日、何人かによって幾つかの書き込みがあるようなところは、書き込んでいる人数の数十倍、数百倍、あるいはそれ以上の ROM がやってくるらしい。

もし、そんな掲示板に「この夏・水着の傾向と対策」で提供している画像ファイルへの直接リンク、あるいは画像ファイルへ直接アクセスする方法が書き込まれたらどうなるのか? 大量の ROM が、興味本位にアクセスし、最悪の場合、たった一晩で、「この夏・水着の傾向と対策」は“規約違反”のレッテルを張られ、サーバから追い出されてしまうのである。

事実、某大手掲示板の古いログを読んでいたら、偶然、「この夏・水着の傾向と対策」の画像ファイルへ直接アクセスする方法が書き込まれているのを発見したのである。同様なものがほかにもないか、サーチエンジンを駆使して調べてみると、あるはあるは。これでは、サーバを追い出されても仕方がない。

そういった書き込みを発見した時点で、サーバを追い出されてからかなり経っていたので、いまさら、どうこう言ってもしかたがなかった。それに、書き込まれている内容から判断して、書き込んだ人に悪意があるとも思われず、結局そのままになってしまった。しかし、それ以降、新たにサーバを借りてまで画像ファイルを公開することに、冒頭で書いた、「飽きた」「うんざりした」「嫌気がさした」のである。

ちなみに、この原稿を書くに当り、再度調査してみたが、現在でも某大手掲示板の古いログには、「この夏・水着の傾向と対策」の“失われた”画像ファイルへ直接アクセスする方法がいくつも書き込まれていた。(^_^;)

 


 

「この夏・水着の傾向と対策」も、プロトタイプ版を含めると、立ち上げてから丸6年が過ぎた。その間、励ましのメールだけでなく、お叱りのメールもいただいている。結局、存在する物は、どこかで誰かの役に立ち、かつ、どこかで誰かに迷惑をかけているということなのだろう。たとえ、悪意があろうが無かろうが。

したがって、よほどのことがない限り、なかなかクレームはつけ難い。言い換えれば、もし、「この夏・水着の傾向と対策」からクレームのメールが送られてきたら、腹に据えかねるよほどのことがあったのだとご理解いただきたい。


[考察目次]

作成:2002.09.02/更新:2003.08.25


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