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この夏・水着の傾向と対策 通史(2)


早期--情報の増加による方向性の変更--               
kononatu@mail.goo.ne.jp(1998.08.30 脱稿)
(1999.09.16 更新)
(2000.11.02 メールアドレス変更)


「閼伽出甕」(前出)は、多くの方々の協力もあり、そのデータ量は版を重ねるごとに多くなり、利用していたホームページのエリアの容量が足らなくなってしまいました。そこで、1997年4月9日、「この夏・水着の傾向と対策」は「閼伽出甕」の旧版とともに、新サーバ(www2m.meshnet.or.jp/~Accord/FREE1/)への引っ越しを開始します。

このころ、「閼伽出甕」の運営母体が代わり、合わせて「この夏・水着の傾向と対策」を分離することになったが、詳細は割愛する。

れに合わせて、「この夏・水着の傾向と対策」の再検討に入ります。その結果、現行のままでは情報量が少なすぎるので、新たに利用可能な情報を探し出すこととなりました。まずは身近なところから探しはじめたわけですが、職場に、すでに不要となった1990年以降(一部、1980年代を含む)の女性誌や新聞の切り抜きが多数残っており、許可を得てそれらを流用することにしました。

かし、これにより新たな問題が発生しました。それは、新聞や女性誌から水着関連記事を「引用」するには、

  1. 出典を明示すること
  2. 地の文と引用文とは明確に区別されていること
  3. 原文は改変せずに用いること
  4. 引用は必要最小限にとどめること
などの著作権法上の制約があり、これら全てを厳密に満たしてしまうと、
  1. 出典によって用語や表記が異なるものがあり、読み難い
  2. 専門用語が多く、内容が専門的になりすぎる
といった別の問題を生じてしまうことでした。

こで、「この夏・水着の傾向と対策」では、《出典は明示するものの、必要に応じて内容を要約したり、表記も変更する》といった編集方針を採ることにしたわけです。

後に、[用語集(1)(2)(3)(4)]を設置することで、表記や専門用語の問題に対応することになる。

た、女性誌に掲載されている水着画像を「引用」、すなわち、スキャンした画像を使用する場合には、別の問題もありました。それは、上記の

の解釈です。画像の場合、前者に従えば、トリミングはできないことになってしまいます。また、後者に従えば、トリミングしないと「全文引用」あるいは「複製」となってしまい、これは条件に反します。判例等の調査はしていませんが、このように相反する解釈が可能なように思えるのです。そこで、「この夏・水着の傾向と対策」では、当面は後者に従うこととし、合わせて、画像内に独自の出典コードを明記することにしました。

後に、ファイル名から出典が特定できるように変更したため、画像に出典コードを記入することは廃止した。

れにより、情報量が格段に増えることとなり、予期しなかった新たな情報が生み出されることになりました。その第一が、水着の小売希望価格の推移です。これは、撮影画像からでは決して知り得ない情報でした。第二に、雑誌等で「今年の流行」と紹介されている水着と実際に着られていた水着との間にわずかしかギャップがなかった年のあることがわかったことです。これは、両者を比較して初めて知り得たことでした。

なぜギャップが存在するのか? この問いに答えられない人は少ないのではないだろうか。というのも、ファッションショーを見れば一目瞭然だからだ。なにしろ、冬に夏物、夏に冬物のショーをやるのだから。
水着にしても、キャンペーンガールが決まるのは、毎年10月から11月ころ。つまり、少なくとも半年以上前から販売促進活動をする必要があるのだ。さらに、素材産業に至っては、それよりもはるかに早く、約2年後の流行を予測して生産計画が立てられている。
もちろん、こういったことは、業界に限ったことではない。農家にしても、半年から1年先を考えて計画を立てるし、食肉用の家畜を育てている場合は、さらに長い年月を考えて計画を立てることもあるだろう。
しかし、消費者は、「来年の夏はスイカをいくつ食べようか」などと考えて生活してはいない。また、「来年の夏は、どこどこの水着を買いたいから、毎月2千円ずつ貯金しよう」なんてことを考えている人も、今時いないのではなかろうか。
ようするに、ギャップは存在して当然なのだ。

た、新しい情報の導入により、《水着の画像を年代順に並べることで、水着の移り変わりを示す》という当初の目的とは別に、新たな方向性も見えてきました。それが、《過去に流行した水着の傾向から、今年流行するであろう水着を推測するためのデータベースを構築する》という目標です。この時点(1997年7月22日)で、やっと、現行の「この夏・水着の傾向と対策」の骨組みが完成したわけです。

たな方針に従い、1997年の7月から9月にかけては、頻繁に情報が更新されます。しかし、11月になると再び、外見上は《ほったらかし》状態となってしまいます。

因は、その後にも繋がる、大きな問題が発生していたからでした。それが《容量不足》です。新サーバmeshnet(現biglobe)は、初期状態で5MB(使用料は接続料金に含まれる)、最大で25MB(2MB単位で200円/月の追加)のホームページ用エリアが利用できましたが、1996年[撮影画像]と1997年[記事画像]を登録した時点で、「閼伽出甕」を含めると、すでに20MB近くを使用しており、毎月の使用料もばかにならない状況でした。

た、この年(1997)の初秋からの交渉で、某コレクターから市販の写真集を大量に貸していただけることになり、それらの水着画像を資料として紹介していくためにも、「この夏・水着の傾向と対策」専用のサーバの必要性が高まってきました。


[考察目次]