前稿「景気と水着タイプの関係について--1990年代女性誌水着特集記事から--」について、多くの方々からご質問等をいただいている。そして、回答が必要と思われるものについては、個々にお答えしてきた。しかし、“タンキニ”に関するものが相変わらず多いので、申し訳ないが、手間を省くためにこの場で回答しておこうと思う。
まず、“タンキニ”というのは、「タンク・トップ・ビキニ」のことである。つまり、トップ(上半身に着るもの)がタンク・トップでボトム(下半身に着るもの)がビキニ・ボトムの水着を指す呼称である。
この呼び方は1998年ころに始まったものだが、もちろんそれ以前にも同様なデザインの水着は存在していた。ちなみに、【左図】は、前場輝夫/瀬古正二/佐藤雅文/斉木弘吉/平田友二撮影『水着美人100% GALS MARKET SPECIAL』(英知出版、1985年1月15日初版発行、雑誌17932-02、定価980円)からの引用である。なお、このモデルの当時公表されていたサイズは、身長168cm、B85cm、W59cm、H87cmである。
それはさておき、近年ではトップがタンク・トップに限られず、キャミソール・トップであっても“タンキニ”と呼んだり、通常のビキニの上にタンク・トップを着たものまでも“タンキニ”と呼ばれてしまうことがある。もちろん、前者は“キャミキニ”とでも呼ぶべきものであり、後者はビキニにカバーアップ(水着の上に羽織るもの)としてタンク・トップを着ているに過ぎない。
そこで本題に入るが、前稿への疑問としてもっとも多く挙げられていたのが、以下の点である。
こういった疑問は、当然のことである。そこで、ツーピース水着のどれほどを“タンキニ”や“キャミキニ”が占めているかを調査してみた。その結果、特には影響を及ぼさない程度であることがわかった。なお、具体的な集計結果は、「景気と水着タイプの関係について・第2版」(仮称)として後ほど公開する予定である。
ちなみに、2003年分の集計については、[2003年 水着情報]に掲載してあるので参考にされたし。なお、その中で[タンキニ系]として分類しているのは、“タンキニ”と“キャミキニ”のみであり、カバーアップとしてのタンク・トップやキャミソール・トップは除外してある。
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作成:2003.06.19/更新:2003.08.25