素材、太さ、色などが異なる糸を撚(よ)り合わせて作ったもの。あるいは、一本の糸で部分的に異なった太さを変えたものなどを含めた総称。加工法により様々に呼び分けられる。「ファンシー・ヤーン」
→飾り糸
染料などを水に溶かして、これを吹き乱して出来た波紋模様を紙や布帛に染めつける染法。「色流し染」
混じり気の無い色。「純色」「ピュアカラー」「ビビッドカラー」
肋骨と腰の間の一番細い部分の一線。「ワンピース水着」の場合、その線より上を「トップ部」、下を「ボトム部」とここでは呼んでいる。
織物やニットの表面に盛り上がって見える“筋”のこと。よこ方向のものを“たて畝”、たて方向のものを“よこ畝”と呼ぶのが正しいが、一般的にはよこ方向のものは“よこ畝”、たて方向のものは“たて畝”と呼ばれている。「リブ」
→畝織
→織縞
よこ糸とたて糸の太さを変えることで「畝」を太く強調した織物。
→ピケ
本来は、硬い手触りと光沢を出す処理を施して仕上げた薄地で軽く、透けてみえる綿織物をいった。現在では、綿に限らず同様な風合いのものを総称してこう呼んでいる。
装飾のために用いる糸。多くは、「意匠糸」が用いられる。
→レーサーバック
涼しいとか冷たいといった感じを与える色。“色相環”でいうと、一般に青緑〜青〜青紫がこれに当るが“緑”までも含めることもある。また、白〜灰〜黒の“無彩色”も含めることもある。「クール・カラー」。参考色:■■■
→暖色
「キャミソール・トップ」に「ビキニ」型の「ボトム」を合わせた水着の俗称。女性誌などの記事では、「タンキニ」として扱われることが多いが、ここでは明確に区別している。
より速く泳ぐための機能を備えた水着。以前は、「レーサーバック」や「ハイレグ」など、選手の動きやすさを重視したものが主流だった。近年では、水の抵抗を減らす素材の開発により、肌の露出は減る傾向にある。特に、2000年のシドニー五輪用に開発された“さめ肌水着”は、水の抵抗を減らす“さめ肌”の新素材により選手を包む方法を採ったため、デザイン的には“ウエット・スーツ”のようなものまで登場した。上半身が華奢な人や寸胴の人には向かない。
“グレナカート・チェック(Glenurguhart check)”の略。数種の小さな格子の四角形を交互に配することで、大きな格子柄を構成したもの。「グレン・プラッド」
本来は手編み風のレース飾りをいったが、現在では素材そのものもこう呼ばれる。
→レース
普通の織物にウレタン樹脂をコーティングして、“天然皮革”に似せて仕上げたもの。コストが安く、基布(きふ)の厚みが自由になる反面、「人工皮革」に比べると通気性や感触で劣る上に、屈折により表皮が剥がれやすいという欠点がある。
「サイケデリックカラー」や「サイケデリックプリント」によるファッション。
LSDやマリファナなどを服用したときに起こる精神状態や幻覚症状をいい、“麻薬的”とか“幻覚的”といった意味。1960年代後半からヒッピー族やロックミュージシャンなどにこれら薬物が流行し、彼らが生み出した文化を“サイケデリックアート”“サイケデリックミュージック”と称した。また、彼らのファッションをもとに“サイケデリックファッション”“サイケデリックルック”が生まれ、「サイケデリックプリント」、「サイケデリックカラー」が流行した。
「サイケデリック」な色使いで、黄、紫、ピンク、黄緑などの「蛍光色」を指す。また、こういった色使いやプリントを「サイケ調」と呼ぶ。参考色:■■■
「サイケデリック」な柄やプリントをいう。また、こういったプリントや色使いを「サイケ調」と呼ぶ。
着脱可能な「ストラップ」のうち、サンペンダーによるもの。構造上「ワイド・ストラップ」になるのが一般的。
脇がまったくなく、フロントスタイルが大きなV字で、バックスタイルが大きなI字の「ワンピース水着」。
→スリングショット
→ソング
主に装飾として用いられる柔らかい布地でつくられた襞(ひだ)のある幅広のベルトのこと。ここでは硬いものを単に「ベルト」と呼んで区別している。「サッシュ・ベルト」
布製の柔らかい幅広ベルトの総称。
→サッシュ
「サロン」は東南アジアの腰布状の民族衣装。1976年夏のニューヨーク・コレクションで発表された。ただし、差別語を含むため現在では使用されていない。
→パレオ
→レーサーバック
「ツーピース水着」の「ボトム」で「Tバック」の「ストリング・ビキニ」をいう。「マイクロ・ソング」「スライバー・ソング」
物を実際よりも小さく見せる色のこと。一般的に「寒色」系の色や暗い色は小さく見える。ただし、「暖色」であっても暗い色は「寒色」の明るい色よりも小さく見える。純色では紫・青・赤・緑・橙・黄の順になる。
→膨張色
各色相の中で、もっとも彩度が高く、色みが充実した色のこと。「ピュアカラー」「インパクトカラー」「ビビッドカラー」
立体構造をもった不織布(ふしょくふ)を基布(きふ)とし、超極細「ポリエステル」繊維と「ポリウレタン」樹脂との三次元構造により、“天然皮革”に酷似させたもの。通気性、強靭性に優れている。日本でもクラレの“クラリーノ”や東レの“エクセーヌ”が有名。
→合成皮革
革の裏側を紙やすりで削っり取り、ビロード状にしたもの。水着の素材としては、“スエード”を摸した“フェイク・スエード”が用いられることが多い。
「ボトム」のデザインと「カバーアップ」に分けられる。前者の代表的なものには「チュニック」などが、後者には「ギャザー・スカート」「スリット・スカート」「プリーツ・スカート」「フレアー・スカート」「ミニスカート」「ラップ・スカート」などがある。
“力の強い色合い”の意。
→ペール・トーン
「ツーピース水着」で丈が長く体型補整用の機能を持たず、その代わりにスポーツ時の激しい動きに合わせてフィットする機能を持ったブラジャーの総称。なお、ここでは、体型補整用の機能を持つものを「ロング・ライン・ブラ」と呼んで区別している。
→ハーフトップ・ブラ
“ぱちんこ”の意。脇が無く、「ディープV」の「ストラップ」を一本にまとめ、そのまま「Tバック」にしたようなデザインが、“ぱちんこ”に似ているためこう呼ばれる。ただし、国内の一般的なビーチで着られることは、まずない。なお、ここではその構造から「ワンピース水着」に分類している。「サスペンダー・ソング」
“革紐”の意。バックスタイルが革紐状の「ボトム」を言う。
→Tバック
サイドで結ぶタイプの「ストリング・ビキニ」をいう。
緑みの青。古くは、「メキシカンカラー」に属しており、近年では「フォークロア」調を表わす色の一つとして扱われている。「ターコイズ」。参考色:■■■
布の一部をつまんで縫い消すこと。または、縫い消したつまみを言う。つまむだけで縫い消さないものを「タック」という。ともに、体に合わせたり動きやすくするため、または装飾のために施す。
丈の短い“フレアード・パンツ(flared pants)”のことで、ルーズフィットな「パンツ」全般を指すこともある。
→パンツ
「タンク・トップ」とボトムから成る「セパレーツ」の俗称。1998年ころから、こう呼ばれるようになった。現在では、「キャミソール・トップ」であっても、こう呼ぶことが多い。ただし、「トップ」用の「カバーアップ」としてそれらが付属している水着までも“タンキニ”と呼ぶのは誤りである。くびれていないウエストを目立たせなくする効果がある。また、下腹のぽっこり感を目立たせなくする効果もある。
→キャミキニ
暖かい感じを与える色。“色相環”でいうと、赤紫〜赤〜橙〜黄がこれに当る。「ウォーム・カラー」。参考色:■■■
→寒色
中国服に多く見られる装飾用の結び目のこと。「ハイレグ・ワンピース水着」のサイドに用いられることが多い。
はっきりした形をあらわさない柄。ここでは、「幾何柄」を含めない。
「ダーツ」などをとっていない筒状の上衣の総称。「スパンデックス」や“コットン・ニット”など伸縮性のある素材を用いたり、全体に「シャーリング」を施したものが多い。
→チューブ・ブラ
1970年代に生まれた俗称で、布地を極限にまで小さくした「ビキニ」を指す。近年では「マイクロキニ」とも呼ばれる。
アメリカのテニス選手ウィリアム・チルデン(William Tilden; 1893-1953)に由来するセーター。「Vネック」のまわり・裾・袖口に赤と青の太い「ストライプ」をあしらった白あるいは生成りのセーターをこう呼ぶ。
ワンピース水着で「レーサーバック」の肩刳(かたぐ)りを最大にしたデザイン。衿首(えりくび)から「ウエストライン」までのばした背中中央の「ストラップ」がT字に見えることから、こう呼ばれる。
元来はフランス語の“serge de nimes”、すなわち“ニーム地方で織られるサージ”のことであったが、後には単に“デ・ニーム”と呼ばれるようになり、それが“デニム”へと転訛(てんか)した。標準的な裏白デニムは、経糸(たていと)に藍糸を用い、緯糸(よこいと)に未晒糸を使って織られる。水着では、主に「ストレッチ素材」で織ったものが用いられる。「ストレッチ・デニム」
テレビの走査線のように、横方向に「畝」が走ったような編地(あみじ)をいう。
→リップル・ボーダー
いわゆる「シースルー」のこと。「オーガンジー」のように透けてみえる素材を使った衣服に対して用いられる。
「アースカラー」とともに、1973年のオイルショックを境に1970年代後半を代表する色となる。代表的な色域は、オフホワイトやアイボリーからベージュにかけて。なお、これよりも濃い系統を「アースカラー」と呼んで区別する。後に、新たに「エコロジーカラー」と命名され、1989年以降、再度脚光を浴びることになる。参考色:■■■
“肌色”のこと。広義では、ベージュなども含めてこう呼ばれる。
牛革や羊革の表面を加工して、短めに起毛させたもの。皮革用語では“ベロア”とも呼ばれるが、ここでは布地の「ベロア」と区別するため、こう呼んでいる。
“斜子織(ななこおり)”。平織の変化組織で、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)ともに2本以上の本数の糸を揃えて組織されているものを言う。篭(かご)の目のように見えることから、こう呼ばれる。
“カチューシャかぶり”とも呼ばれる婦人用フードの一種。本来は、“頬被り”のように三角形の布を頭からかぶり、顎の下で結んだものを言った。近年では、紐付きの三角布を首の後ろで結ぶものを呼ぶことが多い。
「タンク・トップ」をアンダーバストのラインで切り落としたようなデザインの「トップ」をいう。本来は「スポーツ・ブラ」の一種で、“カップ”や「バスト・パッド」などの体型補整機能を持たなかったが、今ではそういった機能を持っていてもこれに分類される。なお、丈(たけ)が横隔膜(おうかくまく)あたりまで長くなると、「ミドリフ・トップ」となる。
穿く衣類の総称。「ズボン」
→ショート・パンツ
→タップ・パンツ
→ホット・パンツ
→カット・オフ・ジーンズ
→トランクス
→パット・デレファン
→バーミューダ
→ヒップ・ハンガー
→ホット・パンツ
1960年代、高度成長への期待感から流行したレモンやライムを思わせる色。当時は、「ビタミンCカラー」あるいは「VCカラー」と呼ばれた。現在では、オレンジなどの柑橘系全般を加え、単に“ビタミンカラー”と呼ばれることが多い。「アシッドカラー」。参考色:■■■
背中をV字にカットしたデザイン。
腹部をV字にカットした上に脚刳(あしぐ)りも深い「ツーピース水着」の「ボトム」をいう。
→V字カット・ボトム
「ストラップ」が背中でV字型になっている「スポーツ・ブラ」の一種で、アメリカのヴァニティ・フェア(Vanity Fair)の登録商標。
→レーサーバック
“天然皮革”ではない皮革風素材の総称。「合成皮革」と「人工皮革」に大きく分類される。「シンセティック・レザー」「イミテーション・レザー」
ブークレ糸を用いることで、表面に小さな輪奈(わな)があらわれた織物。
→パイル
フューシャの花に似た紫みの鮮やかなピンク。古くは、「サイケデリックカラー」に属しており、近年では、「サイケ調」を表わす色の一つとして扱われている。「フュクシャピンク」「フクシャピンク」「ホクシャピンク」。参考色:■■■
「プリーツ」をとった「スカート」の総称。正しくは、“プリーテッド・スカート(pleated skirt)”という。水着の「カバーアップ」として用いられる。
ウエストから裾にかけて「フレアー」を入れた「スカート」の総称。水着の「カバーアップ」として用いられる。
着るときに「ストラップ」をお菓子の“プレッツェル”のように捻(ひね)ることから付けられた俗称。「ホルターネック」がクロスにもストレートにもなる超「ディープV」の「スーパーハイレグ・モノキニ」をいう。なお、フロントスタイルが「ビキニ」で、バックスタイルが「バッククロス」の「ワンピース」に見えることから、ここでは「モノキニ」に分類している。
“杉綾”“杉織”のこと。織り目が“鰊の骨”のように見えることから、こう呼ばれる。「ヘリンボーン・ストライプ」
“力の無い色合い”の意。
→ストロング・トーン
“蝶結びブラ”の意。「ストラップレス」の「タイ・フロント・ブラ」のこと。フロントスタイルが“蝶結び”に見えることから、こう呼ばれる。
物を実際よりも大きく見せる色のこと。一般的に「暖色」系の色や明るい色は大きく見える。ただし、「寒色」であっても明るい色は「暖色」の暗い色よりも大きく見える。純色では黄がもっとも大きく見え、橙・緑・赤・青・紫とほぼ明度の順に続く。
→収縮色
ボクシングの選手がはく、ゆったりとした「トランクス」のこと。「ボクサー・ショーツ」
→水着
光沢感をなくした赤銅色のこと。
→メタリック・クロス
光沢感をなくした金色のこと。
→メタリック・クロス
光沢感をなくした銀色のこと。
→メタリック・クロス
光沢感をなくした「パステルカラー」のこと。
インドのマドラス(Madras)地方の綿織物に多く見られる緑や黄を基調とした格子柄(こうしがら)。
大理石のような鋭角な濃淡のまだら模様をいう。
“minimum miniskirt”の略語で丈の短い「スカート」の総称。しばしば「カバーアップ」として用いられる。「ミニスカ」
1968年のメキシコ五輪にちなんで、インターカラーが選定した色。メキシコの自然を思わせる「ビビッドカラー」をいう。1970年代後半および1990年代末には「フォークロア」と呼ばれ、繰り返し注目された。参考色:■■■
横縞状の「織り柄」の一種。
→テレビ柄
本来は、1874年創立の英国リバティ社製の「プリント」を指したが、現在では、「小花柄」を密に配置した全面柄を総称してこう呼んでいる。離れて見ると「無地」に見えるのが特徴。
→小花柄